あなたの会社のホームページにお客様を呼び込む方法

2016年7月3日
工務店集客コンサル 等々力潤
mptmpltop

あなたの会社は、ホームページから資料請求がされていますか? もし「ホームページから問合せや資料請求がない!」という場合、1つの原因として「ホームページにお客様が訪問していない、つまり、アクセスされていない事」が考えられます。まずはアクセスの状況を確認してみてください。ホームページのアクセスを解析をすれば一目瞭然です。

アクセスを解析して仮説のとおりホームページにお客様が来ていない状態であれば、お客様をあなたの会社のホームページに呼び込む対策をとっていくことになります。対策には、有料と無料、2つの方法があります。

無料でアクセスを呼び込む方法

無料であなたの会社のホームページにアクセスを呼ぶ方法は、たとえば次のような方法があります。

  • プレスリリースの活用
  • 検索エンジンから呼び込む(SEO)
  • SNS(Facebook、ツイッター)の活用

1つ1つ見てみます。

プレスリリースの活用

あなたの会社の商品や活動を新聞やテレビやラジオに取り上げてもらう方法です。テレビの視聴率が落ちている昨今ではありますが、それでもテレビで放送された場合の影響力はかなり大きいものです。また、即効性もあります。メディアに取り上げられることで企業としての信用力もアップしますから、ぜひ取り組むべき方法です。各メディアに取り上げてもらうためには、「プレスリリース」と言って新聞社やテレビ局に対して、あなたの会社側から情報発信をする必要があります。社会性や新規性、経済性のある活動や商品であれば、より取り上げられやすくなります。

検索エンジンから呼び込む(SEO)

グーグルやヤフーなどの検索結果にあなたの会社のホームページを表示してもらう方法が「SEO」と呼ぶ方法です。大手ハウスメーカーであれば社名で検索されることが多いでしょう。しかし、中小工務店であれば、そもそもあなたの会社の社名を知らない方が多い状況ですから、社名で検索されることはそれほど多くないものです。そこで、社名以外の検索結果において、あなたの会社のホームページ表示されるように対策していきます。

よく、SEO業者から電話がかかって来る事があるでしょうが、SEO業者に任せて「やらせのリンク」を買ったりしては絶対にいけません。逆効果です。そもそも、勘違いしがちですが、グーグル等の検索ページの存在意義は、「情報を探しているユーザーが求める情報を適切に提供する事」であって、あなたの会社を宣伝する事ではありません。ですから、検索結果にあなたの会社のホームページを表示する正しい対策は、必然的にユーザーが知りたい情報をあなたの会社のホームページに載せる事です。情報提供を積み上げて行くことで、長い目で見ればホームページは「あなたの会社の大きな資産」となるものです。なぜなら、後述しますが、ネット上に広告を出す場合、たった1人のユーザーをあなたのホームページに1回だけ呼び込むのに100円~500円ほど、費用がかかってくるものだからです。SEOは手間か、お金がかかるものですが、ネット上の集客資産を築くという意味での長期的な施策として取り組んでいく価値があるものです。

SNS、大手ブログサービスの活用

Facebookやツイッター等のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に登録し、会員同士で様々な交流を行います。あなたが興味深い話題を発信した際には、普段から交流している会員により「いいね!」等がつき、ネット上の口コミが発生し、より多くの方の目にあなたの話が届く、つまり、あなたの会社の存在を伝えることができる、という事です。SNSの中で影響力を持つためには、普段からSNSにおいて情報発信力と影響力のある会員との交流をしておくなど、日頃の交友、信用の積み上げは大切な要素です。手間はかかりますが、普段、アプローチできない見込みのお客様に対してアプローチできるなど、影響力が大きくなってきているメディアです。

アメブロ(AmebaBlog)等の大手ブログサービスもあなたのホームページへの集客手段の1つです。大手ブログサービス自体に一般のホームページよりも集客効果があることと、会員同士のコミュニケーションにより親近感、信頼感が醸成されるメリットもあります。アメブロの運用で注意する点は、規約上「商用利用はNG」と謳っており、運営側からブログを突然削除されるリスクが、わずかに存在することです。「他のユーザーへ悪影響のある情報発信」をしなければ問題ないようですが、何が悪影響かを判断する権利があるのは運営側ですから、万が一に備えて記事の元ネタは、常に自身のPC等に保存しておく事が必須です。

有料でアクセスを呼び込む方法

次に有料であなたの会社のホームページにアクセスを呼ぶ方法。つまり「広告先」です。たとえば次のような広告先があります。いずれの方法も即効性が高い(事が多い)のがメリットである反面、メディアに応じた広告費がかかりますので、あなたの会社の経営段階、予算に応じて使い分けていきましょう。

  • テレビCM、ラジオCM
  • 新聞、雑誌やフリーペーパーへの出稿
  • チラシの折込みやポストイン
  • 住宅展示場への出展
  • 地域のイベントへの協賛
  • 道路看板
  • インターネット広告

1つ1つ見てみましょう。

テレビCM、ラジオCM

ご存知のとおりテレビもラジオも視聴者数が多い大きな媒体です。広告を打つ際の前提確認として、「あなたのお客様候補が、どこにいるか?」を常に意識する必要があります。あなたの会社のお客様になりそうな人は、どんなテレビを見て、どんなラジオを聞いていますか?

CMを出稿するチャンネル、曜日、時間帯によって効果が大きく変わるものですが、反響の高いポイントを見つけられると投資対効果が高くなります。

どんな出稿先がありそうでしょうか。たとえば、新築のお客様を考えた場合、土曜日の午前中の「UX建もの探訪にいがた版」などに入れる事がまっさきに考えられますね。リフォームであれば、「大改造!!劇的ビフォーアフター」のような番組や路線はかわりますが、やや年配の方に向けたCMを考えた場合、「開運!なんでも鑑定団」などに入れても良いでしょう。実際、大手も入れています。あなたの会社のお客様候補は、どんな番組を視聴されていますか?

雑誌、新聞、フリーペーパーへの出稿

一番確実性が高いのは、やはり、住宅雑誌です。私が暮らす新潟では、ハウジングこまち、sumica、住まいNET新潟が真っ先に思いつきます。実際に大きな集客効果も出ている媒体ですから予算が許す限り活用したいところです。新聞広告は、まだまだパワーがありますが、若い方はあまり新聞を読まなくなっていますので、年齢層を考えた出稿が必要です。フリーペーパーも多種多様ありますが、媒体によっては「集合住宅」だけを狙って入れることが出来るものもあり、まずます効果がありますので活用しましょう。

チラシの折込みやポストイン

チラシを折り込むポイントとしては、折り込み地域により、客層もガラリと変わってくる点。あなたの会社の近隣に折り込むという事よりも、あなたの会社が提供する住宅の価格帯にマッチしたお客様が住んでおられる地域はどこなのか?といった視点が大切です。

あなたの会社の理想のお客様が、たとえば「公務員」の方であれば、多くお住まいになっている地域がある方面に固まっていたり、公務員宿舎を狙ってチラシをポストインすることで、より見込みの高いお客様に対して、効果的にアクセスを集めたり、イベントを告知できます。

住宅展示場への出展

住宅展示場への出展は、特に説明不要でしょうか。主に大手メーカーの戦術です。展示場自体が大々的にCMされますので集客効果は大きいものがあります。一方、契約期間も数年と長く、建築費、営業マンの人件費等、出展費用がかなり大きなものになります。

地域のイベントへの協賛

〇〇フェス、花火大会等の地域イベントへの協賛も1つの手です。ポスターやホームページ、CM等で社名が何度も読み上げられますので社名の認知度をアップさせる目的では有効です。ただし、それがすぐに集客につながるかといえば、難しいものです。イメージ広告の一種という位置づけです。経営をステージアップする段階で使いたい広告先です。

道路看板

「道路看板なんて効果あるの?」と思われるかもしれませんが、まずまずの効果が期待できる方法です。たとえば、新潟市であれば新新バイパスに大きな看板を出したり、住宅展示場のすぐ近くの道路に看板を出す、というも多く採られています。

あなたの会社のコンセプトが明確になっている事が前提ですが、あなたの会社の看板を運転中に見かけた住宅を検討中の方が「あ、この家は自分のための家だ」「こんな家、いいなー」と思ってもらえるように看板をデザイン(レイアウトだけでなく言葉含めて)できれば効果的です。

ちなみに私自身、道路看板で初めて目にした新潟の某工務店で我が家を新築していただきましたので、自身の経験からも道路看板を視野に入れても損はないのではと実感しています。

インターネット広告

今やだれでもどこでもネットにつながっている時代ですから、インターネット広告は有力な広告先の1つです。他の広告と違い、効果測定も高い精度でできるのも利点の1つです。もちろん、即効性もあります。

インターネット広告にも様々な種類があります。

  • リスティング広告(グーグル、ヤフー)
  • ソーシャルメディア広告(ツイッター、Facebook、Line)
  • 動画広告(YouTube)
  • メルマガ広告
  • 大手サイトへの広告(バナー広告、記事広告)
  • アフィリエイト広告

各ネット広告の特性や効果などの説明は、別の記事で書かせて頂く予定ですが、費用対効果(投資対効果)を確認できる媒体ですから、利益が出る広告先を見つけることができれば、後は広告費を増やしていくことで低リスクで利益をアップすることができます。大きな可能性を秘めたメディアの1つなので活用をおすすめします。

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