お客様は工務店のホームページのどこを見ているか?
2016年7月7日

あなたの会社のホームページのどこをお客様が見ているのかご存知ですか?
お客様が見ている情報=お客様が求めている情報です。すると、今後どこに重点を置いてお客様に情報提供をしていったらいいのか明確になります。
お客様がどこを見ているのかは、ホームページのアクセス情報を解析する事で可能になるのですが、その際、最低限、2つの指標でアクセスを確認するようにしています。
2つの指標とは、1.ページの閲覧数 2.ページの閲覧時間、この2つです。
ページの閲覧数
まず各ページが何回見られているかを確認します。閲覧数が多いページは、「ユーザーが特に興味を持ったページ」と言えます。今一度、このページの一番上の画像をご覧ください。
私がサポートさせて頂いている新潟市の某工務店のホームページのアクセス解析結果でアクセス数の多かったページ(TOP50)を分類してグラフ化したものです。
- 家づくり情報
- 施工事例
- 当社の家づくり
- お客様の声
- 現場のブログ
- 会社案内
- スタッフのブログ
- 資料請求
- スタッフの紹介
- イベント情報
- メルマガ
1番多かった「家づくり情報」とは、その工務店の建物やコンセプトに関するテーマを綴ったページではなく、家づくりに関する一般的な情報を提供するページ群です。家づくりに役立つ情報を提供すると共にGoogle等の検索エンジンからホームページへの入り口になる働きをしています。
「家づくり情報」を除外して考えるとお客様がまっさきに興味を持つのは、「施工事例」です。外観や室内の写真をくまなく見て、自分たちの好みに合うだろうか、センスの良い建物を作っているだろうか?と見て行くわけです。 施工事例を見て「見た目が良い感じだね」となると次は「この会社はどんな家を造っているの」という疑問がわき、「当社の家づくり」を見に行きます。ここでは、建物のコンセプトや設計方針、家づくりの流れ、価格、アフター等を確認していきます。
「なるほどね、こういう考えで家を造っているんだ」とわかったあとは、「でも、ほんとなの? ホームページだから良いことだけ言ってるんじゃないの?」と気になり、それを確かめられそうな「お客様の声」を見に行きます。
お客様の声を見て「ますます気になってきた」となると、その後、現場の様子や会社案内、スタッフのブログなど、「どんな会社? どんな人が造ってるの?」と興味がわいてくるのです。
ページの閲覧時間
各ページが見られる回数だけではなく、もう1つ大切な要素が「ページの閲覧時間」です。ページを開いたとしてもすぐに閉じてしまっては見ているうちに入りません。人は1分あたり原稿用紙1枚分くらいの文字を読めるそうです。つまり3分以上見られているページであれば、原稿用紙3枚以上ですから、閲覧回数はさほど多くなくても、じっくりと読み込まれていて本当の意味でお客様が読んでいるページと言えるのではないでしょうか。
工務店のホームページの場合、閲覧時間が長い傾向にあるのは、「当社の家づくり」と「お客様の声」「スタッフ紹介」でした。「当社の家づくり」でコンセプト等を確認した後、実際のお客様の声をじっくりと読み込み、実際に暮らしている人の声を見て、暮らし心地をイメージし、「本当によさそうか?」と確認しているものと思います。
まとめ
工務店のホームページでは、「施工事例」「当社の家づくり」「スタッフ紹介、ブログや現場の様子」「お客様の声」を優先的に情報提供していく事が必要だと考えられます。「当社の家づくり」にしても、細分化していくと何を伝えるべきか?と様々出てきますが、ここでは大枠を掴むという位置づけでお伝えさせて頂きました。
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「どうやったら元請け工務店になれるのか分からない」「お客さんに直接ありがとうを言われたい…」そう思っていた一人親方が、営業トーク無し、広告無しでお客さんの方から「我が家を造ってください」と言われ、3000万超の注文住宅を年10棟 受注している秘密を無料メルマガで公開します。
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